AOMEI PE Builderを使って日本語化したGUIなWindows PEの起動可能なUSBを作成したときのメモ

次のサイトの記事を参考にGUI版のWindowsPEの日本語化をやってみた。
その1:AOMEI PE Builderから日本語化したWindowsPE環境を作る方法

上記のサイトが参考にしたという次のサイトの記事も参考にした。
その2:せっち屋えぶろーぐ:AOMEI PE Builder2.0 日本語化 その2

最初にその1の記事を素直になぞって実行。ただし、32ビット版を作成したのでwinpe_amd64はwinpe_x86に、myx64はmyx86に置き換えて実行した。 その後、紆余曲折はあったものの作成されたboot.wimを使ってAOMEI PE Builderで作成したUSBでWinodwsPEを起動することができた。

しかし、その1の記事を参考に作成したUSBで起動すると、基本的には日本語で表示されるものの、コモンダイアログなどのボタンコントロールの文字が すべて黒い四角の文字?で表示されている。OKやCANCELのボタンを不安な気持ちで押すのはちょっと困る。

そこでその1のサイトが参考にしたその2のサイトを見てみると日本語のゴシックフォントをboot.wimにコピーしてる部分があったので、 (※)起動が実現しているUSBの中のboot.wimの中にその2の記事にある2つの日本語フォントをコピー (当然Windows ADKでboot.wimをマウントした上で)したところ、めでたく文字化けは解消された。 (利用しているWindowsPEはWindows10版なのでWindows10用のゴシックフォントだけがあればよかったのかも知れない。 また、その2を参考としたその1のサイトが日本語フォントのコピーを省略した経緯は不明。)

(※)疑問:最初に起動可能なWindowsPEのUSBができた後、他のUSBでも同じように作成を試みるもAOMEI PE Builderで起動可能なUSBの WindowsPEは二度と作成できなかった。最初の作業はdismコマンドを一つずつコピー&ペーストで実行したが、2度目以降の作成にはバッチファイルで実行したところが 違うところだが、実行結果にエラーはなかったし、何が原因で作成できないのかさっぱり分からない。起動するUSBを元にddコマンドでisoを作成し、 他のUSBにddコマンドで書き込めばちゃんと起動するのでUSB自体の問題ではない。
念のため今回作成したUSBブート可能なGUIのWindowsPEの日本語版(x86用Windows10)のISOをここに(Windows_PE_x86.zip サイズ約500MB) 残しておくことにした。展開すると4ギガ近くになるが、中身は数百MBなので2ギガのUSBでも使える。(ddコマンドで容量不足のエラーは出るがちゃんと起動するUSBができる。) USB→ISO、ISO→USBの作業はUbuntu環境で行った。